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2015年04月20日

屋根の隙間
2015/04/20

屋根の塗装、特にコロニアル系のスレート瓦は塗り替えがとても大事です。ところが家を持たせる為の屋根塗装をした事により雨漏りをおこしてしまう事があります。
不思議に思われるかもしれませんがコロニアルには本来、コロニアルとコロニアルに適切な隙間があって雨水を排出する機能があります。しかし屋根塗装をすることによりこの隙間が塗料でふさがってしまいます。
そうなるとコロニアルの裏に少しの雨水が浸入した場合排出できなくなります。また大雨の時に隙間を塗料によってふさいでしまった事により毛細管現象がおきて雨水を吸い上げて雨漏りを起こしてしまいます。
その為塗料メーカーでは縁切りと呼ばれるコロニアルの重なり部分を塗装工事後カッターにて一枚、一枚切り離す様に求めています。しかし切り離すだけでは再びくっついてしまいます。
そこで塗装屋とまりではこの様にしています。
041_R - コピー.JPG
これはタスペーサーと呼ばれるもので下地塗装後隙間に差し込んで塗装後の適切なクリアランスを保つものです。
目に見えにくいものですがとても重用なパーツです。







 

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